原発事故、糸島にとってもヒトゴトではない。こちらも長い海岸線近くに玄海原子力発電所がある。
福島で今回避難区域となった30km圏内を想定すると、糸島市民は16000人以上が居住し、高齢者や要介護者3000人は避難が困難となると見通されるため、避難場所の確認、生活物資や飲料水などの確保経路等の対策の検討と防災計画の見直しが行われている。
同時に、福岡県と佐賀周辺自治体と連携しながら国と九電に対して、原発耐震指針の見直しと安全対策の実施・説明を求めているとのこと。福岡市内でも、原発デモが盛んに行われている。
ちなみに、糸島市での被災地支援としては以下のようなものがある。
◆ 義援金・救援物資支援
福岡県西方沖地震で1億円以上義援金を受け取っていることから、その恩返しとして。物資は福岡県経由で被災地の要請に合わせて一括しておくる。そのための登録が市の保険事務所で行われている。
◆ (人)人的支援(NPOボランティア こらぽ糸島)
消防隊員数名を宮城県に派遣。派遣可能な職員の登録を開始済み。市民ボランティアも同時に登録が受付られ、被災地での受け入れ態勢に合わせて登録者を随時派遣。
◆ (住)被災者向け住宅の提供 (NPOボランティア こらぽ糸島)
糸島に一時的に避難してくる人々を受け入れるために市営住宅を準備。既に入居開始している。ホームステイ家庭の募集・登録開始。
◆ (雇用) - 農業研修生の受け入れ
宿泊可能な農業交流体験施設を活用して、就農を希望する被災者を優先的に受け入れ。(施設に光熱費無料で入居可能。研修補助金として毎月3万円を支給。市内56戸の農家が研修生を受け入れ、農業知識技能について実地研修。)
うちの近所のファームパーク伊都国という施設では、震災支援の農力体験フェスタが行われていた。体験料の一部が義援金として送られる。
「農」というキーワードで、これからも長期的な支援が行われていくだろうし、持続可能なエネルギーの分野でも身近な中小企業が独自のネットワークで被災地支援を行っている。糸島に来てから出会った色々な「価値」と、被災地を結ぶネットワーク作り、パイプを作ってくださった方がいるのでニーズがあれば是非繋げていきたい。
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