異常に雪雨が多く寒さが厳しかった冬を越えて、お手入れが疎かになっていたお庭での活動が遂に再会。ここは1月中~2月にかけて0度以下の雪の日が続き、お日様もあまり当らなかった。
彩りがなく閑散としたテラス。。。だが生命力の強い植物は寒さに耐えてまだ生き残っている。ハーブ類なんて特に強く、寒さが厳しくなる前に一度大量収穫したけれどローズマリー、イタリアンパセリなどはまだこんなにワサワサ。
ブロッコリーはなんとちっちゃいけど冬越えして実がなった。先日農学校の畑で収穫したものと比べると雲泥の差だけれど、プランターサイズで可愛く出来た。プランターの苺はまだ健在。なんだか野外にほっておいた罪悪感が少しあったのだけど、それぞれの生命力に驚く。
そして早くも春の息吹が感じられる新芽がどんどん出ているのを発見。ブルーベリーの鉢と、サクランボの木にみっけ。心がウキウキする。新しいスタートの予感。
テラスの掃除をしながら、2月中に行う予定だったバラの暫定を決行。幅を大きく咲かせるように古い茎を、まるで人生の岐路を削っていくような感じで分かれ目で切断していく。四季咲きのミニチュアローズは、雪の中でも見事にピンクの花を咲かせていたんだけど、もう全て散ってまた新しい葉が生えてきている。なんと新陳代謝の早いこと。外資系組織のようだ。
続いて玄関のオールドローズも大幅に暫定。春に満開になって玄関を彩ってくれるかな~。もう既に新しい葉が生えてきてるので楽しみ。
バラは長年かけてどんどん株を広げて大きく咲くように、このように茎を選んで思いっきり古いもの、いらないものを切っていく事で、更に大きく成長する。もったいないと思う茎ももちろんあるんだけど、全体が美しく成長する為には「思い切って捨てる」事が大事。栄養分が強い茎に集中するように、そして集中する事によって大きなツボミをつけれるように。
全てを大事にしていては、全体の大きさはさほど広がらないし新しい芽は小さくなりがち。こういう事をやってみると、これも生命の原則だと知る事が出来る。外資系組織が人員削減をする、常にパフォーマンスの出ない社員を掃除して芽の出そうなものに集中し、新しい人材を導入する(つまり組織の新陳代謝をよくする)のが、必ずしも悪であるとは捉えなくなる。まぁ個人の理解の仕方と価値観によるっちゃよるが、少なくとも欧米的経営もある側面では生命の理にかなっているな、と私は思う。。。(バラの暫定から飛躍しすぎas always)
と、私が植物を1つ1つ観察して可愛がっている間に、夫は春の竹ノコ採集と伐採作業に向けて山側の急斜面に階段を創り始めた。去年の春の作業が大変だったのか、さすがにbetterな環境づくりへの仕込みが始まったようだ。電動耕作機で土を柔らかくしながら、土のうを重ねて1段1段ステップアップ。
声を何度かけてもストップしないぐらい熱中して楽しそうだった。。。まだ3段しかやっていないけど着実に作業出来るスペースが出来ている!
さ~テラスでの活動がまた楽しくなってきた。冬に撒いておいた肥料や今回のバラ暫定や階段作りが、春にどんな成果を出すのか、見ものです。
自然と近くで生きていると、絶え間ない改善が本能的に楽しくなってくるのを感じます。
旦那ふとったな~
すっかり山男って感じだね
投稿情報: massappuz | 2011/03/04 13:34
massa
傷つくからそっとしておいてあげて
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2011/04/13 13:22