地場人脈開拓

こちらに来て一週間ほどたち荷ほどきともろもろの片づけ・手続きが終わってひと段落。
腰が痛い。一人で広い一軒家の中を動き回って家事をするだけでもかなりの体力を使う。
こりゃぁ家の手入れが大変だ。。

BTWここ数日の間に出会った人々の話を。
まずは家の下にあるゴルフ場の支配人。
レストランに、WOODYなYAMAHAのデジタルグランドピアノが置いてあったので
キャ～～～と、勢いで支配人と話をしたら
「弾く人がいなくて困っている」という。
フフ
ここでjazzyなpianoを弾いたら少しはみなさんに喜んでもらえるだろうと思って とりあえずちょこっと演奏。
集まるお客さんは福岡のおっさんばかりだけど
たまにはこういうのもいい。
支配人とはさすがに打ち解けた。
高校の時アメリカのホームステイ先でも活躍した 「ピアノで見知らぬ土地の人々と打ち解ける術」がまた効果テキメン。
音楽はどこへ行ってもuniversalだな。globalでもlocalでもjazzは人々の心に通じるのね。


そしてもう一人は、旦那さんの会社関係のお食事で会わせて頂いた
30代前半の、中小企業オーナーの娘さん。専務に昇格されたらしくそのお祝だった。
彼女は1年半前のわれわれ夫婦の結婚式に出席してくださっていて、一度お会いしてたのだけど ちゃんとお話したのは初めて。
もうお父様の会社に入って6年目らしいが、それまではタイに住んでタイの政府関連の仕事を してらしたという畑違いキャリアの持ち主。
福岡の女性とは思えないほどストレートな物言いで、
視点もかなりグローバルで、どんな異業種・異世界の話もフラットに受けとめられるお方。
なんだか私は福岡でこういう女性に出会えたことだけで嬉しくて嬉しくて
前の職場の女性先輩と話しているような気分になって完全に彼女にほれ込んでしまった。
しかも彼女は、結婚式の時の私の「両親への手紙」の内容まで詳細に覚えてくださっていた。
私のこれまでの仕事の話も興味深く聞いて頂いて、本当に会話が弾んで楽しい一時だった。
海外でのキャリアがありながら、地元での家族経営参画の道を覚悟し、
もどかしさで潰されそうになりながらも、諦めずに愚直に努力し成功されている彼女の姿から、
私が学ばなければならない要素が沢山あるだろう。
早速大事にしたい縁が舞い込んできて ここに来る前に不安に思ってた数々の事が、次々と解消されていく。
どこへ行っても、自分が喜ばせられる人々やぴったりはまる空間というものがあり、共鳴できる人はいるもんだ。