週末にかけて、子供の頃からよく知る幼馴染の妹Yが糸島へ。小さい頃から家族のようなお付き合い。仕事で福岡に3年駐在していたこともあり、糸島の土地をよく知っているので、まだ行ったことないという雷山の千如寺を中心にご案内。秋晴れが気持ちよく風も程良く冷たくて、どこへ行っても心地よかった。
千如寺はいつ見ても美しい。ここは日本人らしい感性が養われる場所だ。秋晴れの木漏れ日に包まれて猫のように眠ってしまいたかった・・・。
紅葉の気配が少し見れるかなと思ったが、今年は遅くなりそう。気温が8℃以下になった頃に赤くなるので、11月下旬位になりそうとのこと。真っ赤に染まったら、雪が降っていても下から登って見に来たい。
今はまた東京勤務に戻ったとはいえ、1回地方都市に住む事の快適さを味わっているYちゃんは、糸島の食材や市場、古い遺跡や寺など全て心底楽しんでいた。山に住む1日を体験して散歩もヨガも一緒にやり、心身ともにリフレッシュ出来たご様子。お礼に、といって大手化粧品メーカーSのbeauty girlならではのメイク術やスキンケア術を伝授してくれた。プロフェッショナルから美の文化を伝授して頂く!まさにUrban/globalとLocalの交流である。
自然の中で暮らしているとメイクとかどうでも良くなってくるのだが、さすがに「美しさ」「艶っぽさ」というのは忘れてはならない、と少し反省。素朴さの中にもキラっと光る美しさを持っていたい。これは女性で在る限り大事。都会にいると周りの風景と調和する=綺麗な格好してアクセサリーにメイクに着飾る、というのが習慣になるが、山に居ると周りの風景と調和=頭から足先までナチュラル志向になる。メンドクサクなっているのかもしれないが、自分が目立つ事よりあくまで調和を重視するようになるというか、、、なんというか、、、
だってだって。見えるものがそれだけで尊大で美しく、、
人間がちっぽけなんだもの
夫
要するに偉大な自然と同化する事自体が環境への「敬意」の気持ちの表れだったりするわけです。アイシャドウとかでキラキラする気持ちとか忘れるんです。マニキュアなんて黄緑とか黄色とかターコイズブルーとかになってくるのよ。自然と。どんだけ同化しとんねん。
「せっかく女性にうまれたんだから・・・」Yちゃんの言葉にまたまた、自分は人に助けられてばっかりであると痛感するのであった。美の伝道師よ有難う。教えて頂いた技を駆使し山に馴染む森林編のオリジナルメークをマスターします。
風景と馴染む美しさ。これを追求するのも、生態系の一種として人間が謙虚に生きるってことなんじゃないんだろうか。
昔、「男が絶滅したら女は化粧しなくなるのかな」と母に尋ねたら、「あんたはわかっとらん」と言われた。いまだに実はわかっていないかもしれないが、化粧の感覚というものは奥深いものらしい。
投稿情報: maltambassador | 2010/10/23 08:59
ちゃんと化粧するとそれだけでテンション・モチベーションがあがりますもん。男性を意識しているというのではなく、マナーでもありますしね。(在籍時、出張先でほぼすっぴんでお客さんの前に出たら、、、気を使ってか顔からずっと目線そらされていたのを思い出しました。。屈辱)
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2010/10/25 02:00