土曜日、またもや古きを温める機会があった。
旦那さんの母上のお父様の50回忌で親族の集まりに私も参加した。
お坊さんが、親族のとある家族の住むマンションの一室に出張してくれて、
その場で御経を唱え、仏教の教えなどを説いてくださるサービス。
親戚一同、約11名程が集まって、お焼香→団らん→食事というコース。
この日旦那さんの母上のご兄弟ともコミュニケーションを沢山して 旦那さんのルーツを学ぶ事ができたのだが、昔話を聞いていて驚く事が沢山あった。
もはや現代日本において家父長制は完全に廃れていると勝手に思っていたが、
根強く残るところもあるんだ。本当に厳格な父親を持つ家系だったようで、思い出話をするおば様おじ様方の厳しい体験談にはびっくりしてしまった。
親戚が全て東京近郊に集中しているサラサラした私の家系の中では、祖父母の代から誰かが誰かを支配したり、血縁というだけで誰かを価値観で縛ったり、というのを見たことも聞いたこともなかったのでさすがに驚いたが、まぁ日本の歴史を奥深く辿れば昔はそういうもので社会が成り立っていたわけだし、そしてそれが根強く残る地域もあるという現実も理解出来る。
世代間の共生という機会そのものが減っている今、貴重な良い時間だなと思って終始楽しく過ごしていた。
昔の名刺管理術を見せてもらったり(器用すぎる・・・!)
老後の過ごし方をどう考えているかを伺えたり
今は介護のアウトソースは当たり前だと思いきや、やはり皆最後には家族で面倒を見合いたいんだなという心情がわかったり
どんなoccasionはともかく、先代の守っている「いいもの」に触れたり、わけがわからないと思われがちな伝統や風習、固定観念の「ルーツ」(なぜ?)を若者が理解する機会というのは、非常に大事だと思う。それをどう消化して新しい価値を生み出していくかを、改めて考えられるから。
逆に、次世代の子供たちが、どんな新しい価値観・考えを持っているのかを知ってもらえるチャンスでもある。
お互いに歩み寄る姿勢さえあれば、前向きに一緒に共通の目的に向かって走っていけるものだ。最近の家族との関係で、それを実感している。
時代と共に変わっていくものと、時代が変わっても本当は失ってはならないものの区別しながらそれを体現していく宿命にあるのは次世代。雰囲気のいい昔ながらの民家を改造した料理屋で、大勢で食卓を囲みながら、色々と勉強させていただいた。1つ1つの人との関わりを、丁寧に大事に過ごすようになる。これは良い変化だなぁ。
こちらは守るべきものを見極めて敬意をもって守っていくのだから、人生の先輩方には、こういう若者の柔軟性・変化への対応力を押しつぶさずにうまく活かして欲しいな。もちつもたれつです。。。
旦那さんの母上のお父様の50回忌で親族の集まりに私も参加した。
お坊さんが、親族のとある家族の住むマンションの一室に出張してくれて、
その場で御経を唱え、仏教の教えなどを説いてくださるサービス。
親戚一同、約11名程が集まって、お焼香→団らん→食事というコース。
この日旦那さんの母上のご兄弟ともコミュニケーションを沢山して 旦那さんのルーツを学ぶ事ができたのだが、昔話を聞いていて驚く事が沢山あった。
もはや現代日本において家父長制は完全に廃れていると勝手に思っていたが、
根強く残るところもあるんだ。本当に厳格な父親を持つ家系だったようで、思い出話をするおば様おじ様方の厳しい体験談にはびっくりしてしまった。
親戚が全て東京近郊に集中しているサラサラした私の家系の中では、祖父母の代から誰かが誰かを支配したり、血縁というだけで誰かを価値観で縛ったり、というのを見たことも聞いたこともなかったのでさすがに驚いたが、まぁ日本の歴史を奥深く辿れば昔はそういうもので社会が成り立っていたわけだし、そしてそれが根強く残る地域もあるという現実も理解出来る。
世代間の共生という機会そのものが減っている今、貴重な良い時間だなと思って終始楽しく過ごしていた。
昔の名刺管理術を見せてもらったり(器用すぎる・・・!)
老後の過ごし方をどう考えているかを伺えたり
今は介護のアウトソースは当たり前だと思いきや、やはり皆最後には家族で面倒を見合いたいんだなという心情がわかったり
どんなoccasionはともかく、先代の守っている「いいもの」に触れたり、わけがわからないと思われがちな伝統や風習、固定観念の「ルーツ」(なぜ?)を若者が理解する機会というのは、非常に大事だと思う。それをどう消化して新しい価値を生み出していくかを、改めて考えられるから。
逆に、次世代の子供たちが、どんな新しい価値観・考えを持っているのかを知ってもらえるチャンスでもある。
お互いに歩み寄る姿勢さえあれば、前向きに一緒に共通の目的に向かって走っていけるものだ。最近の家族との関係で、それを実感している。
時代と共に変わっていくものと、時代が変わっても本当は失ってはならないものの区別しながらそれを体現していく宿命にあるのは次世代。雰囲気のいい昔ながらの民家を改造した料理屋で、大勢で食卓を囲みながら、色々と勉強させていただいた。1つ1つの人との関わりを、丁寧に大事に過ごすようになる。これは良い変化だなぁ。
こちらは守るべきものを見極めて敬意をもって守っていくのだから、人生の先輩方には、こういう若者の柔軟性・変化への対応力を押しつぶさずにうまく活かして欲しいな。もちつもたれつです。。。
またまた感動してしまいました。
若いかたでも、こんな考え方をもっておられるんですね!
わたしの夢「日本のものづくりの伝統をつたえる」ということも、
意外に簡単に実現するかも、と思わせられました。
「もちつもたれつ」8月にお会いするのが もっと楽しみになりました!
資料、おくらせていただきました。(ここに書くのは違うかとは思ったんですが、ほかに連絡の方法を思いつかなかったもので・・しつれいしました)
投稿情報: えふ | 2010/07/28 12:52
Fさん
返信遅れてごめんなさい!
会社の資料、主人がしかと受け取りました。
送って頂いて、有難うございました。またお話しましょう。
(こんなマシーンを開発してしまう日本人、やっぱり凄い。)
Fさんと同じような夢を持っている私と同世代の若者も、意外と沢山いるんですよ。もっとこれから世代感で交流する機会を作りたいですね。
8月、私もとても楽しみにしています。
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2010/07/30 12:57