朝から上海出張に出発する夫をうらやましい目つきで空港まで送って始まった日曜日。
少しばかり、海外出張多きライフへの未練がましい感情が出る。
人生の選択や置かれている環境によっては手放さざるを得ない貴重なモノというのはある。
パートナー同士しょっちゅう別々に海外にいく事が多い状態でも成り立つ結婚もあれば、そうでないものも。個の能力の発揮が最優先される場合もあれば、家族全体の調和・バランスを重視する人々もいる。
取捨選択の場面をうまく乗り越えるには、ライフステージに応じてその時何を重視したいかをシンプルに考え突き進むのにつきるのだろう。
家族・親戚含めてかなり個人主義的でドライな家系で育った者も、いつのまにか保守的且つwetな価値観に魅了されていたりもするものだ。
質的に本来の自分とは全く異なっても、あえて極端な異質に自ら飛び込んで共生しようとするには大きな努力が必要だが、それによって得られるものも多いような気がする。人は変わるし、何かを捨てれば何かを拾う。。。
送りだした後、夫の母上とそれぞれの車で糸島に移動して2人きりで時間を過ごす。
働き人として、妻として、女性として、母としての心技体を教わる事の出来る貴重な時間。
特に心構えの部分。 家族や組織への想いを語ってる姿からは、私欲を微塵も感じない。色々と今の組織の状況報告・意見交換をして、花や野菜を買ってお別れ。日本版家庭内パワー・ブランチ(?)
薄暗い雲に覆われた空はなんだか悲しげだが、山がいつもと違った表情を見せていて、曇りの日のドライブも楽しい。
夕方から、仕事でほぼ福岡県民状態の前職の同僚男子が2度目の糸島訪問。
生憎また天気が悪くて明るい糸島は見せれなかったが、ドライブで静かな海沿いの落ち着いた風景を眺めながら、志摩町にあるフレンチレストラン「遊砂」(ゆうさ)にて食事。
欧米人のお客さん、真横でピアノ生演奏、海沿いのヤシの木がライトアップ、7時台でも赤く染まる空など、なんだか異国情緒あふれる場所で、糸島産素材を使った料理もとても美味しい。
2カ月ぶりの近況報告・情報交換をして福岡市内までお送りした。クライアントさんにも色々と観光案内してもらっているらしく、彼自身も福岡滞在を粋に楽しんでいるようだ。
古今バランスに優れた志のある若いエキスのおかげで、梅雨でも心がカラッと晴れる。
飛行機に自分も乗って飛んでいきたい気持ちを抑えて、過ごすべき人との時間を大切にして1日を過ごした。
何かを捨てても、新たにまた拾えばいい。一度手放したものも、また同じく拾って何かと両立させればよい。挑戦し行動する力が衰えず、ライフマネジメント術が磨かれれば、迷いはあっても結果的にやりたい事がバランスよく出来るようになっていくのではないかと。
人生の先輩からの学び+若者のエキス=無限の前向きなエネルギー注入
こちらは月曜に広州に入り、今朝から上海。木曜日に北京に移動。もしかして、ダンナは同じ時期に上海にいるのかな。
投稿情報: maltambassador | 2010/06/22 23:06
あら奇遇ですね。
ダンナは今日の夜帰国してしまいました。万博も取材してきたようで、ギラギラして帰ってきました。国内旅行みたいなノリで。。博多-上海は近い。。!
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2010/06/23 00:32