早いもので妊娠6カ月。安定期。
ここまでの日々の体の変化、気持ちの変化は、書ききれない程繊細且つダイナミックであるが、(ホルモンってすごい)
最近は妊娠というのは、ただ単に女性の体内で生命が育まれているだけではなく、女性の周りにいる周囲の人々にも沢山の変化をもたらすのだなぁという事をひしひしと感じている。
その中でも配偶者の変化は見ていても面白い。
何事も、自分で経験出来ない事というのは本当の意味で理解するのは難しいので、つわりや便秘や疲れやすさや眠気と戦う妻の姿を見ていても「怠けるな。動け。もっと仕事しろ。」の一辺倒だった夫も、6カ月に入った辺りくらいから少しづつ変わってきた。本人は出来る限りのことを精一杯やっているんだけど・・・。うちは特に、家の中が企業みたいな感じのムードが多いので、わかってくれない上司的な感じだった。
ちょこちょこ妊娠に関する情報誌等の記事を見せたりはしていたのだけど、福岡で通っている病院の「プレママ・プレパパ教室」といういわゆる両親学級に一緒に参加をし、沢山の妊婦さん夫妻とお話したり、助産婦さんに思いっきり厳しい刷り込みをされたおかげで、理解出来なかった事が少し理解出来た、という。
生後1カ月の沐浴指導とか、赤ちゃんと同じおよそ3kg~6kgのおもりを実際に装着してみたりとか、そういった体験を通して、想像していたよりも大変だというのが実感できたという。
その日からというもの、家でのケアに雲泥の差。家事には感謝し、仕事は極力フォローしてくれ、体をマッサージしてくれ、部屋を暖かくしてくれ、ちょっとした動きにも手を貸してくれる。ずっと妊婦でいたいわ。。。とまで思ってしまう優しさの数々。お陰様で、「普段通り出来ない自分」に焦りを感じていた私の気持ちもとても健やかになってきた。
他人を自分の思う通りにしようなんていうのは間違いだけど、お互いに臨む変化に向けて一歩踏み出す為の「きっかけ作り」これが出来た時というのはなんとも言えない達成感がある。自分が主張しても通じない時は、しかるべき人にしかるべき事を言ってもらうとか、少々演技するとか、周りを巻き込むとか。
"Change"を何かしら起こす時の共通の基本動作というのは身につけておいて間違いない。
まぁ、家庭における変革は割と本能的に出来るけど、社会における変革はもっと複雑で色々な要素が必要でそんな簡単ではないけれど。私の知る限りでは、社会における変革型人材は自分の身の回りの人々に対して内的な変革のうねりを創っていくのも上手い人が多い。通じるものはある気がする。
とにかく妊婦は新しい生命のパワーが宿っているから強いんだぞ。
おおお、いいねー!
投稿情報: らーさく | 2011/03/05 15:47
さくらちゃん
というような話は先日したとおり。w
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2011/04/13 13:23