今日は、夫婦で仕事の視察がてらお客さんのイベントに顔を出し、糸島を雨の中探検していたが、私の体調が非常に悪かったので、早めに帰宅。
な、な、な、なんと。
本当に具合が悪くモノも食べれないような私を見て、食べやすそうな糸島食材を買いそろえてくれて、家にあった自然農野菜で料理を始める夫。
この先一生見られないと思っていたmy husband in the kitchen....
ナスとタマネギとピーマンとネギをフンダンにつかった豚バラ肉炒めを作ってくれた。優しいなぁ。
味はともかく、「温かい心」がつまっているので美味しい。なんでも技術や知識より、実践と心構えが大事なり。
以前、彼が料理をしたのを見たことあるのは、いつしかの年末、東京の自宅に私の友人たちが訪れ年越しパーティーをしていた時。なぜか黙々と台所に立ち年越し蕎麦を作ってくれた。ネギも太くて煮えていなくて固かったが、作ってくれた事が嬉しく美味しそうに食べたのを覚えている。
あとは、キャンプのバーベキューで肉焼き番町をやっているとかそういうのしか見たことがない。
夫が「野菜を切る」「食材の組み合わせを考えて炒められる」「調味料で味付け出来る」という能力がある事に驚くと同時に、具合の悪い妻に料理を作ってくれようとするその行動パターン。これは嬉しい。今まで私が苦しい時は、外で食事を調達してくれていたから。
家庭的コンピタンシーがかいまみれるこの喜び。
手先は器用で几帳面な性格の人なので、大雑把でなんでも感性でちょちょっとやってしまう雑な私よりも、実は料理が向いているのではないか。鍛えれば凄い料理人になるんではないか。色んな妄想が走る。
人の潜在能力ってのはわかりませんねぇ。
どっちが何をやるという明確な役割分担が在った方が夫婦はうまくいくと人からよく聞くが、
家事・育児・仕事/仕事とか、
仕事も更に、ブレイン/営業・渉外 あるいは 参謀/経営者とかわけるんであれば
しかもそれが効率を生み出すのであれば
料理も、当番制もしくは
食材調達/メニュー立案/調理/盛り付け このうちどれかをやってもらうというのもありだなぁ。と思ったりしたが・・・
結論、各自の担当分野に穴が開く事があれば補完し合う。単純にこれでいいのかもしれない。
バランスとはそれで保たれるのかも。
その時の状況によって刻々と変わる各々の責任と役割分担。
長い人生、その時その時自分が出来る事を精一杯相手を思ってやる。シンプルにそれさえ続けていれば、どんな状況になっても”支え合う家族”として存在していける。まだ2年半を過ぎたくらいの結婚生活だが、お互いの新たな可能性や能力を引き出し合える仲でいたい。
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