今日は久々に夫婦揃ってカンブリア宮殿を見たが、座禅を組んで肩をビシッと叩かれたような衝撃を受けた。
うちの家庭ほとんどTV見ないが、カンブリア宮殿は本当に良い番組だなぁと思う。
失敗事例や体制批判や評論は危機的状況下ではほとんど意味を持たない。だから何?となる。危機的状況下を救う事の出来た成功事例や、それを成し遂げた人物の人格や生き様こそが、見ている人に、「勇気」や「活力」、そして良い意味での「危機感醸成」の土壌を与える事が出来ると思う。
消臭剤等が一部シェアNo.1を誇る、売上約430億の日用品メーカー、エステー株式会社の鈴木喬社長が出ていた。
彼自身は創業家の4代目だが、日本生命営業トップセールス→51歳でエステー入社→常務→エステー米子会社エクセル社長→エステー社長→会長→社長復帰というキャリアの持ち主。「外」を多く経験しているし、3度も経営者経験があるベテラン中のベテラン。
(詳細はこちら。)
何に驚いたって、75歳にしていまだ変革のリーダーを第1線でやられているという事実。
最近自分の中にあった確信のようなもの「既得権益者は変われない」というのを覆された。
そしてagain, 75歳にしていまだ自分の足で消費者の声を聞き売り場視察を怠らない「徹底的現場主義」を続けておられる事。人間って75歳になってもこんなことが出来るの・・・言葉を無くしますよ。 危機下で成功した大きな一点突破の戦略実行決断を「博打だった」と表現されていたが、
きっとこの時代の人というのは生身の情報を自分の足で手に入れてきた経験の積み重ねのおかげか、「真の情報」もっといえば「物事の本質」を嗅ぎわける嗅覚が物凄く発達していて、ロジックに頼らずともその研ぎ澄まされた感性による解の完成度が高かったんだろう。
しかも、勘にしか頼る事が出来ない状況でも、信じこんで何が何でも組織を無理やり動かして実行に移す無謀さとある種の強引さこそが、危機下のリーダーに求められる重要な資質なんではないかと思わされた。
役員全員の反対を押し切って社内を1つの方向にドライブするために「豪」と「柔」を絶妙なバランスで演じきるバランス感覚。んー。なんだか鈴木社長が社員を鼓舞する姿が誰かに似ている。旦那の父だ・・・。
私は長い間、旦那の父の経営者としての振る舞いについては、ほとんどの部分理解不能だった。今だって全ては理解できない。(出来たら怖いが・・・)が、それは、”決断がなされるその時点”でのみ考えうる小手先のロジックや冷静で客観的な視点でしか、起きている事象を捉えていなかったからだと思う。本当に私は幼稚だ。
どれだけ長いスパンで未来を見据えているか。
どれだけ限られた経営資源を集中させるべきテーマの絞り込みを瞬時に行っているか。
どれだけ本来の感情を押し殺して、わざと「豪」を演じきっているか。
どれだけリアルな情報を蓄積し、研ぎ澄まされた感覚で物事を見れているのか。
さすがに近くに来て理解は高まったが、自分を反省するばかり。
時代が変わっても、場所が変わっても、規模が変わっても、ビジネスモデルが違っても、変わる事のない絶対的な経営者の資質というのはある。組織を大胆にドライブし変革を実行していく組織のリーダーに必要な資質は色々あると思うけど、鈴木さんを見ていて「演技力」を駆使して強引に「なすべきことをなす」姿に、心を揺さぶられた。
大胆な人ってかっこいいなぁ・・・。行動出来る人ってかっこいいなぁ・・・。
番組を見終わって、夫婦ともに無言でしばらくインプットを消化。明日からの自分の行動に活かすとしたら~~~brahbrahbrah。
旦那さんが何を感じたかはわからんが、ともかくカンブリア宮殿を見るといい夜になる。
うちの家庭ほとんどTV見ないが、カンブリア宮殿は本当に良い番組だなぁと思う。
失敗事例や体制批判や評論は危機的状況下ではほとんど意味を持たない。だから何?となる。危機的状況下を救う事の出来た成功事例や、それを成し遂げた人物の人格や生き様こそが、見ている人に、「勇気」や「活力」、そして良い意味での「危機感醸成」の土壌を与える事が出来ると思う。
消臭剤等が一部シェアNo.1を誇る、売上約430億の日用品メーカー、エステー株式会社の鈴木喬社長が出ていた。
彼自身は創業家の4代目だが、日本生命営業トップセールス→51歳でエステー入社→常務→エステー米子会社エクセル社長→エステー社長→会長→社長復帰というキャリアの持ち主。「外」を多く経験しているし、3度も経営者経験があるベテラン中のベテラン。
(詳細はこちら。)
何に驚いたって、75歳にしていまだ変革のリーダーを第1線でやられているという事実。
最近自分の中にあった確信のようなもの「既得権益者は変われない」というのを覆された。
そしてagain, 75歳にしていまだ自分の足で消費者の声を聞き売り場視察を怠らない「徹底的現場主義」を続けておられる事。人間って75歳になってもこんなことが出来るの・・・言葉を無くしますよ。 危機下で成功した大きな一点突破の戦略実行決断を「博打だった」と表現されていたが、
きっとこの時代の人というのは生身の情報を自分の足で手に入れてきた経験の積み重ねのおかげか、「真の情報」もっといえば「物事の本質」を嗅ぎわける嗅覚が物凄く発達していて、ロジックに頼らずともその研ぎ澄まされた感性による解の完成度が高かったんだろう。
しかも、勘にしか頼る事が出来ない状況でも、信じこんで何が何でも組織を無理やり動かして実行に移す無謀さとある種の強引さこそが、危機下のリーダーに求められる重要な資質なんではないかと思わされた。
役員全員の反対を押し切って社内を1つの方向にドライブするために「豪」と「柔」を絶妙なバランスで演じきるバランス感覚。んー。なんだか鈴木社長が社員を鼓舞する姿が誰かに似ている。旦那の父だ・・・。
私は長い間、旦那の父の経営者としての振る舞いについては、ほとんどの部分理解不能だった。今だって全ては理解できない。(出来たら怖いが・・・)が、それは、”決断がなされるその時点”でのみ考えうる小手先のロジックや冷静で客観的な視点でしか、起きている事象を捉えていなかったからだと思う。本当に私は幼稚だ。
どれだけ長いスパンで未来を見据えているか。
どれだけ限られた経営資源を集中させるべきテーマの絞り込みを瞬時に行っているか。
どれだけ本来の感情を押し殺して、わざと「豪」を演じきっているか。
どれだけリアルな情報を蓄積し、研ぎ澄まされた感覚で物事を見れているのか。
さすがに近くに来て理解は高まったが、自分を反省するばかり。
時代が変わっても、場所が変わっても、規模が変わっても、ビジネスモデルが違っても、変わる事のない絶対的な経営者の資質というのはある。組織を大胆にドライブし変革を実行していく組織のリーダーに必要な資質は色々あると思うけど、鈴木さんを見ていて「演技力」を駆使して強引に「なすべきことをなす」姿に、心を揺さぶられた。
大胆な人ってかっこいいなぁ・・・。行動出来る人ってかっこいいなぁ・・・。
番組を見終わって、夫婦ともに無言でしばらくインプットを消化。明日からの自分の行動に活かすとしたら~~~brahbrahbrah。
旦那さんが何を感じたかはわからんが、ともかくカンブリア宮殿を見るといい夜になる。
優れた経営者っていうのは、皆さん共通した何かを持っているね。
投稿情報: maltambassador | 2010/08/11 13:19
そうですね、including you, of course.
C-suite talk liveを映像で見たいと思うのは私だけでしょうか・・・。
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2010/08/11 16:14
うっ
投稿情報: maltambassador | 2010/08/11 21:34
う、うっって…(笑)
投稿情報: Sumeba-Miyako | 2010/08/11 23:04